ES Next

このページでは、ECMAScriptの次期バージョン(別名ES)のすべての標準化機能について説明します。

ES2022

ES2021

  • String.prototype.replaceAll() – パターンに一致する部分文字列のすべてを新しい部分文字列に置き換えます。
  • 論理代入演算子||=&&=??=を含む論理代入演算子について説明します。
  • 数値セパレータ – アンダーバーを数値セパレータとして使用して、数値を読みやすくする方法を示します。
  • Promise.any() – JavaScriptのPromise.any()メソッドを使用して、最初に解決されたPromiseを返す方法を学習します。

ES2020

  • Nullish合体演算子 (??) – 2つのオペランドを受け取り、左側のオペランドがnullまたはundefinedの場合、右側のオペランドを返します。
  • オプションチェーン演算子 (?.) – チェーン接続されたオブジェクトの深い箇所に位置するプロパティにアクセスする方法を簡素化します。チェーン内の各参照がnullまたはundefinedかどうかを確認する必要はありません。
  • Promise.allSettled() – Promiseのリストを受け取り、入力Promiseによって解決または拒否された値の配列を解決する新しいPromiseを返します。
  • 動的インポート – 関数のようなオブジェクトimport()を使用してモジュールを動的にインポートする方法を示します。
  • BigIntNumber型でJavaScriptが確実に表現できる最大数である253 – 1よりも大きい整数を表現できる新しいプリミティブ型を紹介します。
  • globalThis – 環境全体でグローバルオブジェクトにアクセスするための標準的な方法を提供します。

ES2019

ES2018

ES2017

  • 文字列のパディング – 文字列を特定の長さまで別の文字列でパディングできる2つのメソッド:padStart()padEnd()の使い方を示します。
  • Object.values() – オブジェクトの列挙可能な固有プロパティの値を配列として返します。
  • Object.entries() – オブジェクトの列挙可能な固有の文字列キーのプロパティ[key, value]ペアを返します。
  • JavaScript async/await – 非同期コードをより明確な構文で記述します。

ES2016

  • べき乗演算子Math.pow()メソッドと同様に、底を指数乗算できるべき乗演算子(**)を紹介します。
  • Array includes() – 要素が配列内にあるかどうかを確認できます。

ESバージョン

次の表は、ECMAScriptのエディションと正式名称を示しています。

エディション正式名称公開日
ES12ES20212020年6月
ES11ES20202020年6月
ES10ES20192019年夏
ES9ES20182018年6月
ES8ES20172017年6月
ES7ES20162016年6月
ES6ES20152015年6月
ES5.1ES5.12011年6月
ES5ES52009年12月
ES4ES4廃止
ES3ES31999年12月
ES2ES21998年6月
ES1ES11997年6月