JavaScript continue

概要: このチュートリアルでは、JavaScriptのcontinue文を使用して、ループの現在の反復処理をスキップする方法を学びます。

JavaScriptのcontinue文の紹介

continue文は、forwhile、およびdo...whileループなどのループの現在の反復処理における文の実行を終了し、すぐに次の反復処理に進みます。

continue文の構文は次のとおりです。

continue [label];Code language: JavaScript (javascript)

この構文では、labelはオプションです。これは、文のラベルに関連付けられた有効な識別子です。label文の詳細については、break文のチュートリアルを参照してください。

通常、continueは次のようにif文とともに使用します。

// inside a loop
if(condition){
  continue;
}Code language: JavaScript (javascript)

この構文では、if文は、ループ内でcontinue文を実行するための条件を指定します。

forループでのcontinue文の使用

forループでcontinue文を使用する場合、ループ全体が完全に終了するわけではありません。代わりに、iterator式にジャンプします。

次のフローチャートは、forループでcontinue文がどのように機能するかを示しています。

JavaScript continue in a for loop
forループでのJavaScript continue

次の例では、forループでcontinueを使用して、コンソールに奇数を表示します。

for (let i = 0; i < 10; i++) {
  if (i % 2 === 0) {
    continue;
  }
  console.log(i);
}Code language: JavaScript (javascript)

出力

1
3
5
7
9

この例では、forループは0から9までの数値を反復処理します。

i%2は、iの現在の値を2で割った余りを返します。

余りがゼロの場合、if文はcontinue文を実行し、ループの現在の反復処理をスキップして、イテレータ式i++にジャンプします。そうでない場合は、iの値をコンソールに出力します。

whileループでのcontinue文の使用

whileループでcontinue文を使用する場合、ループの実行が完全に終了するわけではありません。代わりに、条件に戻ってジャンプします。

次のフローチャートは、whileループ文でcontinue文がどのように機能するかを示しています。

次の例では、whileループでcontinue文を使用して、1から10までの奇数を表示します。

let i = 0;
while (i < 10) {
  i++;
  if (i % 2 === 0) {
    continue;
  }
  console.log(i);
}
Code language: JavaScript (javascript)

出力

1
3
5
7
9

ラベル付きのcontinue文の使用例

continue文には、次のようにオプションのラベルを含めることができます。

continue label;Code language: JavaScript (javascript)

次の入れ子になったループは、1から2までの数値のペアを表示します。

for (let i = 1; i < 3; i++) {
  for (let j = 1; j < 3; j++) {
    console.log(i, j);
  }
}Code language: JavaScript (javascript)

出力

1 1
1 2
2 1
2 2

以下は、ラベル付きのcontinue文の使用方法を示しています。

outer: for (let i = 1; i < 4; i++) {
  for (let j = 1; j < 4; j++) {
    if (i + j == 3) continue outer;
    console.log(i, j);
  }
}Code language: JavaScript (javascript)

出力

1 1
3 1
3 2
3 3

まとめ

  • JavaScriptのcontinue文を使用して、ループの現在の反復処理をスキップし、次の反復処理を続行します。
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