概要:このチュートリアルでは、JavaScriptの数値区切り文字を使用して、数値リテラルをより読みやすくする方法を学びます。
JavaScript数値区切り文字の概要
数値区切り文字を使用すると、アンダースコア(_
)を区切り文字として使用して、数字のグループ間に視覚的な区切りを作成できます。
たとえば、特に長い数字の繰り返しを含む場合、次の数字は読むのが難しいです。
const budget = 1000000000;
Code language: JavaScript (javascript)
これは10億ですか、それとも1億ですか?
数値区切り文字は、次のようにこの読みやすさの問題を解決します。
const budget = 1_000_000_000;
Code language: JavaScript (javascript)
ご覧のとおり、数値が非常に簡単に解釈できるようになりました。
JavaScriptでは、整数と浮動小数点数値の両方に数値区切り文字を使用できます。例えば
let amount = 120_201_123.05; // 120201123.05
let expense = 123_450; // 123450
let fee = 12345_00; // 1234500
Code language: JavaScript (javascript)
JavaScriptのすべての数値は浮動小数点数であることに注意することが重要です。
また、数値区切り文字は、分数部と指数部にも使用できます。例えば
let amount = 0.000_001; // 1 millionth
Code language: JavaScript (javascript)
数値区切り文字は、bigint
リテラル、2進数リテラル、8進数リテラル、および16進数リテラルにも使用できることに注意することが重要です。例えば
// BigInt
const max = 9_223_372_036_854_775_807n;
// binary
let nibbles = 0b1011_0101_0101;
// octal
let val = 0o1234_5670;
// hex
let message = 0xD0_E0_F0;
Code language: JavaScript (javascript)
まとめ
- アンダースコア(
_
)を数値区切り文字として使用して、数字のグループ間に視覚的な区切りを作成します。
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